資金調達のプロが教える賢い創業融資の活用方法!
「融資」の一般的なイメージ
こんにちは、独立・開業・創業融資支援センターの公認会計士・税理士の安藤です。
年間100件以上の創業融資サポートをしてきた私が、「賢い創業融資の活用方法」についてお話させていただきたいと思います。
一般的に日本では融資=借金だと考え、ネガティブで暗いイメージを抱かれる方は現在ではまだ多いと思います。
ですが、本当にそうなのでしょうか?
資金面での不安を解決し、事業を成功させる確率を上げることができる賢い融資の活用方法もあります。
今回はその一つである「創業融資」の有用な活用方法と利用するメリットについて解説していきたいと思います。
資金の調達方法について
例えば脱サラして会社を設立したり、個人事業主として生計を立てていこうと考えたときに、事業資金の調達方法は、大きく分けて以下の2つがあります。
✅自己資金・・・文字通り今まで自分で貯めた貯金を事業運営に使うパターン。
✅外部資金・・・いわゆる融資で、銀行などの金融機関、親族などから資金を借り入れたり、最近増えてきた傾向としてクラウドファンディング(インターネットを通して会社運営を応援してくれる人や理念に共感してくれる人から資金を調達する方法)などのパターンがある。
では次に自己資金だけで事業運営を行うor創業融資を受けるかのどちらがいいかを解説していきたいと思います。
自己資金オンリーでの経営の思わぬ落とし穴とは・・・
誰の力も借りず、今まで自分が貯めた貯金などの自己資金だけで経営していくことが理想的だと考える方が多いと思います。
確かに、
✅借金返済という重みに耐えながら毎日を過ごさなくても良い
✅利息を払わなくてもよい
✅最悪事業が立ち行かなくなっても、貯金がゼロになるだけで済む
というのは一見魅力的に感じますし、精神的にも楽かもしれません。
しかしながら、上記のパターンで経営が立ち行く可能性が高いのは、やろうとしている事業の規模に対して、よほど潤沢な自己資金を保有している場合だけだというのが通説です。
というのは自己資金だけで事業運営をしていこうとすると、次に挙げる問題が大きなデメリットとしてのしかかってくるからです。
創業直後に陥りがちな資金ショートの3つのパターン
創業直後に陥りがちな資金ショートパターンには大きく分けて以下の3つがあります。
①設立前に考えた事業計画の見積もりよりも多くの経費が必要になった。
②開業して間もない頃は赤字が続くことが多い。(開業してすぐにいきなり黒字化し継続するという夢のような成功パターンは、ライバルが全くいないブルーオーシャンな業界でもない限り、めったにありません)
③売上は必ずしも現金払いとは限らないので、掛け売りなどをした場合、現金化するのに数ヶ月かかることも。
上記のような理由で、開始前は事業規模に対して資金が足りていても、開始早々予想外の資金ショートを起こしてしまう人が多いのです。
ただそのタイミングで銀行等から融資を受ければいいんじゃないの?と考える人も多いと思います。
しかし、ここでも落とし穴があります・・・
それは開業後の赤字による資金繰り目的での融資審査のハードルは、創業時に受ける融資よりも引き上げられることが多いからです。
直近の売上が下降傾向である会社に対しては「将来返してくれないんじゃないか」と思われるのです。
一方、開業前であれば、しっかりとした事業計画と自己資金があれば「返してくれそう」と事業が始まってないにもかかわらず信用してもらいやすいのです。
資金をどこからも借りられない、お金がないという理由でせっかく始めた事業が開始早々に終わってしまうというのは悲しすぎますね。。。
もちろん、銀行や公庫でなくとも消費者金融など資金調達の方法がないわけではありませんが、利率が通常の金融機関と比べて格段に高いところが多いためオススメしません。。
例えば、100万円を1年間借りるとして
同じ100万の借り入れでも、上記の表のように明らかに返済額の差が大きくなるのがわかります。
もちろん資金ショートしてしまった場合は、会社存続のため、背に腹は代えられないので、仕方なく高い利息を払うパターンもあるかもしれませんが、せっかく借りるなら最初から最低限の利率で借りておく方が賢明といえます。
創業融資を受ける3つのメリット
大きく分けて3つあります。
①創業間もない段階で自己資金が減ってきても資金繰りに困らない
②事業計画、自己資金のみで融資を実行してくれる(試算表や決算書などの実績が不要)
③経営者として欠かせない資金調達のノウハウを1番最初に学べる
①②は先ほども説明しましたが、③経営者として欠かせない資金調達のノウハウを1番最初に学べるについて解説していこうと思います。
会社経営における資金調達のノウハウの重要性とは?
経営者として会社を運営していく中で、資金調達ノウハウは絶対に欠かせないものです。
なぜなら、会社が黒字化して上手くいっていても、事業を拡大するには相応の資金が必要となるためです。
最初に銀行や公庫などの金融機関から資金を調達するノウハウを学んでおけば、事がスムーズに進みますし、他の仕事で忙しい時でもゼロ知識から始めるわけではないので、負担が最小限に抑えられますね。
上記のような理由で弊社としては創業融資をオススメしております。
✅起業したいが、資金調達の面で迷っている。
✅資金調達のノウハウがない
✅融資に通るにはどうすればいいかわからない
というお悩みをお持ちの方は、ぜひ弊社までご相談ください。
<独立・開業・創業融資支援センターの強み>
★自分で融資申請をする場合の通過率は約30%程度と言われておりますが、
弊社実績では99%を達成しております。
★必要書類は数十パターンにも及びますが、オーダーメイドであなたの必要書類を網羅的にご案内
★計画書は弊社へ丸投げ
以上、メリットがたくさんありますので、事業のスタートでつまずかないためにも創業融資のプロ・専門家へお任せください。
&グループは、安藤総合会計事務所を中心に、起業や独立、創業融資の支援や、相続・相続対策、事業承継、M&A、不動産に特化したコンサルティンググループです!名古屋をはじめ、愛知・岐阜・三重などから多くのご依頼をいただいております!
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