創業融資、金融機関での審査基準についてプロが徹底解説!
<こんな人に読んでほしい>
✅これから起業しようと思っている人
✅創業融資の審査について知りたい人
こんにちは、独立・開業・創業融資支援センターの公認会計士・税理士の安藤です。
年間100件以上の創業融資サポートをしてきた私が、「創業融資、金融機関での審査基準について」についてお話しさせていただきたいと思います。
私自身、お客様からのお電話やご面談で、
「創業融資を行っている金融機関・銀行は、融資するorしないについて明確な判断基準があるんですか?」
という内容の質問を受けることがありますが、その場合「基本的には数値判断による判断基準はあまりない」とお答えしています。
こういう場合はさすがに融資は厳しい。。。!?
基本的に、と私が記載したのは、以前に書いたブログ記事でも解説しましたが、融資においては、絶対的にネガティブになる4つの条件があるからです。
融資において明らかに不利になるケース4つ
✅各種税金に滞納記録があり、融資までに払うことができない場合
✅CIC(信用情報機関)に”異動”記録がついている場合
✅自己資金が一切用意できない場合
✅創業しようとしている業界への経験が完全にゼロの場合
上記のような条件の場合は、残念ながら融資を受けることが非常に難しいのが現状です。
そこで、より正確なニュアンスで結論を書くとすると、「自己資金面・信用情報面をクリアしている人に対しては、創業融資においての金融機関側の明確な数値判断基準」というものは存在しないということになります。
なぜ明確な判断基準がないのか
創業融資とは、文字通り事業をゼロから始める人を対象に行われるものなので、現時点で既に存在する会社に対して融資するのとは全く意味合いが異なってくるからです。
通常の融資における判断基準
①過去から現在に至るまでの決算書などの財務データが存在する
②融資記録がチェックできる
このように上記①②から倒産リスクなどを数値的に割り出すことも可能なので、そういったツールを使っての融資判断が可能です。
創業融資における判断基準
しかしながら、創業融資の場合、上記①②に該当するデータが存在しないため、倒産リスクなどのパーセンテージを割り出しての判断は困難です。
また、融資を受ける人の財務状況(信用情報)や業界に関しての経験年数などは数値的に判断できますが、実際にその人に融資を行って、お金を返してくれるのかの判断は融資担当者やその人の上司(例えば融資課長など)がこれまで経営者を審査してきた経験の蓄積や・ノウハウから判断を行っているのが現状です、つまり人が人を見て融資判断を行っているわけです。
しかしながら、上記の記事を読んでも、「イメージはなんとなく掴めたけど、やはり文字で読むだけでなく、より詳しい話を聞いてみたい」という方もいらっしゃると思います。
安藤総合会計事務所は「独立・開業・創業融資支援センター」を運営しております。
✅金融機関(銀行)へは窓口での口座開設やATMでの出金くらいしか利用したことがない。。。
✅融資担当者と話すのが緊張する。。。
✅自分がCICのブラックリストに載っていないか心配。。。
現在起業をお考えで、上記のような不安をお持ちの方は、ぜひ一度当センターまでお越しください!
年間100件以上の創業融資サポートをしてきた私が、懇切丁寧にサポートを行い、融資確率を上げるお手伝いをさせていただきます。
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